賃貸管理とは
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アパートやマンション等の事業用物件を賃貸管理するお仕事です。主に物件の管理と賃料の管理をします。物件の管理とは、物件の清掃や補修等の物理的な管理です。賃料の管理は、賃料の集計・滞納の催促・集金代行を行います。貸主と管理契約をして管理を請け負うのです。アパート等の賃貸管理は不動産業者が任される事が多く、空室の募集、契約の仲介、退去時の清算、リフォーム工事の手配まで全てを行います。 |
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賃貸管理会社の収入 |
管理収入・・アパート等の管理契約を締結し、管理料として賃料の5%〜10%を報酬として受領します。賃料に関する保証をする場合は保証料を管理料に含む場合もあります。その場合は管理費が高くなります。管理物件の数が多ければ安定した収入を得る事ができます。
仲介料と更新手数料・・空室が発生したら入居者募集をして、新たな借主を探します。その仲介手数料は1ヶ月分の賃料相当額です。居住用物件は2年契約ですが、2年経過後も更新する場合が多く、その場合は新たに2年契約を締結します。その報酬として更新手数料を受領します。
保険契約によるマージン・・不動産会社は保険の代理店である事が多く、火災保険と家財保険を取り扱います。火災保険はオーナーさんにお勧めします。家財保険は賃借人に強制的に加入させます。家財保険に関して賃貸契約の条件であり拒否は認めません。
リフォームによる利益・・賃貸アパート・賃貸マンションの退去時はリフォーム工事を行います。自社で工事部門があれば請負います。そうでなければリフォーム会社に仕事を発注して紹介料を得る事が多いです。賃貸管理をしている会社の多くが、リフォームで安定した利益を上げています。 |
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賃貸管理会社の営業職
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賃貸管理だけをしている会社は少なく、通常は賃貸の仲介会社が管理業務を委託されているケースが多いので、営業職の仕事内容は賃貸仲介を中心とした動きとなります。空室の入居者募集、広告作成、案内、契約、引渡し等の業務です。
また、管理物件を増やすために、アパート所有者を開拓をします。数多くの物件を委託されている会社は、リフォームを行う専門部署がありますが、そうでない場合は営業職も管理業務を行う事もあります。クレーム処理、リフォームの見積り、外廊下の電球の取替え、換気扇の取替え等の雑務です。
給料についてですが、賃貸管理の専門会社は固定給制で歩合は無いです。賃貸仲介会社で営業職に契約ノルマがある場合は、固定給プラス歩合です。高額の歩合を稼げる業種ではありません。 |
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おまけ |
賃貸管理はトラブルの嵐です。家賃の滞納者への催促、退去時の敷金清算に関するトラブル、入居者のゴミ捨て方法や騒音等のマナーに関する苦情・・とにかくトラブルが多いのです。
賃貸管理をする会社にも良い会社と悪い会社があります。知名度があっても良い会社とは限りません。会社のHPを見ると立派に見えても、業界では最悪と言われている賃貸管理会社もあります。
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