営業マンも働き蟻?
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働きアリの「3:7」の法則をご存知ですか?働きアリは、皆が忙しそうに動いてますが、「働いているアリ」と「ただウロウロしてるアリ」が3:7の割合で分かれるそうです。そして「働いてるアリ」を集めて、10匹のグループにすると、そこで新たに「3:7」の割合で働くアリと遊んでるアリに分かれるそうです。遊んでるアリ10匹集めても「3:7」。昔、山手線の中吊り広告に掲載されてました。
営業会社は「働いているアリ」のみを残し、他のアリは入れ替えたいのが本音です。売れない営業を退職させて、新しい営業を雇用したい・・しかし、何回入れ替えても
「働いているアリ100%」の割合にはなりません。企業がこの現実に気がつかない限りは不動産営業マン随時大募集の習慣は終わらないでしょう。
例え気がついても役員も「3:7」なら・・・・・。 |
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究極のプロフェッショナルとは |
不動産の仕事は他業種と比べて訴訟リスクが高いです。例えば、不動産売買仲介で物件を成約する→問題が発生→「聞いてない・知らなかった・どうしてくれる・解約したい・・」等、すぐ金銭的なやりとりとなります。その額は他業種のトラブルとはケタ違いです。私の考えるプロフェッショナルとは「クレーム処理能力の達人」です。そうなれるよう頑張ります。今から不動産業界に就職される方も、いずれ理解します。大きなトラブルを起こしたら「自主退職」が暗黙の掟なので気をつけてましょう。
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プロの美学 |
不動産の営業は皆、自分をプロだと思っています。確かにこの仕事でお金を稼いでいればプロです。新人だって顧客からみればプロ・・失敗のいい訳はできません。「プロの美学」を皆がもっているか?は別です。私の「美学」イメージは、ゴルゴ13です。「自慢しない」 「実力だけで勝負」 「自分のルールで動く」 「仕事に厳しい」 「いい訳はしないし、通用しない」・・って感じでしょうか。間違っても「俺は狙撃の帝王だ・・・」などとはいいません。
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超現実的な話(管理人の経験データ) |
私は自分をカッコ良く見せたり、このサイトを利用して顧客を獲得する気は全然ありませんので、正直な過去の失敗・経験・超現実的データを公開します。現在も多少のミスはありますが、過去は色々あります。
競売編!
■競売による立ち退き交渉:70件以上
■競売業務に関わる物理的方法による攻撃被害に遭遇
■業務全般に関わる面談・電話等による心理的な攻撃被害:50回以上
■立ち退き交渉に関わる暴○団関係者による心理的な攻撃被害:2回
■立ち退き交渉に関わる警察の介入による命拾い 衣服等の損傷被害有
■立ち退き交渉に関わる自●現場等の取引による科学的根拠のない心霊現象体験:2回
■立ち退き交渉中に、110番通報された
■絶対に落札しなければならない物件を他社に落とされ、慌てて落札業者から高額で買った
■初取引の業者の不誠実さに苦情を言いに行く。その筋の事務所と判明。2時間で解放
■その筋と思われる者が、会社に怒鳴り込んできた:2回
■店のガラスをメチャクチャに割られた
仲介編
■新人の頃、お客様を、間違えて隣の家に案内して怒られた
■新人の頃、迷子になり案内未遂に終わった
■新人の頃、3980万円の契約書を「0」を1つ多く書いた事が決済前日に発覚
■新人の頃、顧客が「銀行の支店長に話しはつけてある」と言うのを信じて契約。ローン否決で解約:2回
■新人の頃、「この人だけは絶対に大丈夫!」と思った人のローン否決・解約:2回
■新人の頃、ボロボロの風体の顧客で、他社でも門前払いされた顧客がお金持ちだった
■決済時、固定資産税・日割り精算で、割り切れない1円をどちら側が負担すべきか悩む
■決済時、現存しない「昔、建ってた家」の滅失登記未了が発覚。慌てた:2回
■決済時、売主が権利証を忘れて恥をかいた:15回 (記録更新中・・いくら言っても年に1人は・・)
■決済時、現金取引で2000万円:キチンと1枚1枚数えたら5枚不足で、騙されるところだった
■決済時、売主と買主が喧嘩を始めて、慌てて仲裁した
■決済時、銀行の応接間が空かず、ロビーで立ちながら決済:5回
■決済時、契約から引渡しまで1年あり、顧客の顔を忘れていて、待ち合わせに困った
■決済時、ご臨終前の売主に「本人確認・売却の意思再確認・委任状の署名・押印」に間に合う:3回
■決済時、現金取引で客付業者が買主に「住民票」を用意させてなかった。
■決済時、売主が「やっぱり思い出の家だから売りたくない」と欠席。大騒ぎで違約解約
■決済時間の最長記録(銀行の待ち時間と連動):トータル3時間
■決済時間の最短記録:15分 (買主:私)
■決済を、銀行担当者が忘れていた事:1回 (抹消書類の手配未了にて長時間かかる)
■道で昔の顧客に声をかけられ、挨拶するが名前が思い出せないケース:10回
■仲介した物件の引渡しが終わってから不審火により全焼
賃貸編
■管理物件の賃借人(外国人)が病死。、警察の検分後、葬儀屋と遺体を担架で運んだ
■貸主から「部屋から異様な腐臭がする。立ち会ってくれ」と要望される。
■物件が火事になり全焼した事を知らず、案内に行って大家さんに叱られた
■賃借人にテレビ番組で「家賃が高いです。」と言われた
■酔っ払い等、迷惑な人が来店して、110番通報:5回
業界編(悲しいデータ)
■取引業者で、バブル崩壊後に自ら他界する選択をした人:4人
■営業マン仲間で、ストレスが原因と思われる癌で他界:2人
■「取引すると言うまで、ここを動かん!」と言って逮捕された取引業者:1人 (刑法130条不退去罪)
■顧客の手付金をレースにつぎ込み、失踪。後日逮捕された元上司:1人 (刑法253条業務上横領)
■お金を貸したら、翌日、失踪した元上司:1人(親戚から回収)
■あまりのスパルタ指導・連日の深夜勤務に絶えられず失踪した新人:2人
・・・・この続きは、ブログ版/不動産業界の歩き方で!(毎日更新) |
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